2008年11月27日木曜日

太古の遺構

うちのジムの前の交差点の拡幅工事が

何年も続いているのですが、この夏ぐらいから

いっこうに進む気配の無い場所が以前から

気に掛かっていたので、作業をしている人達に

声を掛けてみました。するとそこにあった光景は

7~8世紀ごろの物と思われる、遺構だったのです。

7~8世紀というと、飛鳥・奈良時代ではないですか

聖徳太子ファンの私といたしましては、大変胸躍る

光景でした。

今からさかのぼること1200~1300年も前の住居跡が

いつも歩いていたところの、それも1メートルぐらいの

深さに眠っていたとは、上の写真の丸い穴は柱を立てていた

穴らしいのですが、発掘作業はとても地道な作業で、

上の土をT字型の道具で少しづつすきとっていました。

以前、建築の仕事をしていたときも何度か立ち会ったことは

あるのですが、重機で1メートルぐらい掘って、教育委員会の人が

確認して記録して、ハイ埋めてもらっても結構ですよ、で終わってましたが

この遺構はかれこれ4ヶ月は調査しているので

価値がある遺構なのかも知れませんね。

ナカトミノカマタリはこの界隈から奈良へ移っていった説もあるので

なんだか、ワクワクしてきます。

この界隈にはこの遺構だけではなくて、渡来人が瓦を焼いていたといわれている

登り窯跡なんかもあって中々面白いですよ。

皆さんのお近くにもきっと色んな者が有るはずですよ、

太古のロマンを見つけてみませんか。


それでは皆さん『よかったー、ありがとう』で今日も1日、素敵な時間を。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

へぇ~。って素直な感想です。

なかなか進まないな~って気持ちがワクワクしたものに変わるのはいいですね!

話は聞いてみるものですね!!