2008年10月24日金曜日

男気!勇気!

うちのジムに、A君とD君という2人の小学生が通ってくれています。

この2人は偶然にも学校でもクラスメートで、うちにジムでも

同じクラスでレッスンを受けています。

A君は、ガンバJrにも所属するサッカー少年で

D君は、どちらかというと大人しい小柄な少年です。

その2人の、この間のレッスンでのこと、

A君がやってくるなり、えらい剣幕でD君に向かって

『D!お前なんで今日もやられっぱなしやってん!』と叫ぶ

D君えぇ、うんと下を向く

A君『チョッとは抵抗しろよ!』

D君『えぇ、うん

どうやら、D君は学校でいじめにあっている様だ。

A君『お前がそれで、ええんやったらええけど』

D君『えぇ、いやや

A君『いややったらどうするねん』

D君『えぇ、うん

黙って聞いていました、すると

A君『俺も助けたるから、自分も戦え』

D君『わかった戦うわ』

A君『でも、どうやって』

D君『・・・・・』

それでも2人は、色んな事をやるがうまくいかないようだ。

A君『ええ人がおった!』

D君『誰っ!』

A君が素知らぬ振りをしている私のほうにジーッと視線を浴びせる。

D君『トレーナー?』

A君『そうやっ!』

D君『トレーナー、戦い方を教えてください。』

私『戦い方は教えることは出来ません、
       でも自分を守る方法なら教えてもいいよ。』

それから1時間ほど、色々なデフェンスに関することを

3人で試してみました。

その最中、A君が『明日からやられたら出来るだけ抵抗しろ、
 俺も助けるから。』といいました。

D君にとっては凄く心強い言葉だったと思います。

D君は見る見る動きが良くなってきました、

A君の男気、D君の勇気、2人にとっても私にとっても大切な宝物です。

味方は外にいてくれるが、敵は外にはいない、

敵は自分の心の中にいるんだと強く感じました。



その後の2人の報告を心待ちにしています。



それから、前回も述べたとおり

うちのジムは格闘技のジムでもボクシングのジムでもありません、

ましてや”道場”などという事もありません

脳と心のフィットネス・脳力開発トレーニングジムですのであしからず。



それでは皆さん『よかったー、ありがとう』で今日も1日、素敵な時間を。

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