2011年3月31日木曜日

ニューヨークから

NY紙「日本は自粛という強迫観念にとらわれている」

米紙ニューヨーク・タイムズは28日付で

「津波後の日本は自粛という新たな強迫観念に襲われた」

との見出しの記事を掲載し、

日本国民の多くが地震や津波の犠牲者への弔意から

日常の活動を縮小するようになり、

国民経済への悪影響が懸念されると伝えた。

 東京発の同記事は、

日本で「地震、津波、原発で何十万という国民が

被害を受けたことから、被災地以外でも、

少しでもぜいたくにみえる活動はすべて

非難されるようになった」とし、

日本国民のすべての層が生活面での

「自粛」をするようになったと報じた。

 自粛はまず電力の節約という形をとり、

日本国民が「電灯、エレベーター、暖房、

トイレ座席の暖房まで止めるようになった」とし、

安売りカメラ店の客案内の音声やカラオケ店への出入り、

桜の花見、高校野球応援、東京都知事選の候補の音声までが

自粛されていると指摘した。


 同記事は自粛が過剰になっていることを示唆し、

企業や学校の行事のキャンセルが

日本の経済全体の60%に及ぶ消費支出を大幅に減らし、

「もともと停滞していた日本経済に浸食効果をもたらし、

倒産を急増させるだろう」と述べている。

 また「東京都民にとっての自粛は

被災地の人々との連帯を示し、

自粛をする側を何か良いことをしている

という気分にさせる安易な方法だ。

しかし、当人たちは実際にどんな効果をもたらすかは

あまり考えていないようだ」とも論評した。


うーん、難しい。

でも、浮かれるのはどうかと思うが

なんでもかんでも自粛では

書かれているように更なる不況を

引き起こすのはあまりにも明らかで、

やはり被災地以外の人達は粛々と生活し

何事も行き過ぎ無い様に注意しましょう!

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